誠実な住民意識

世間の出来事について、住民がどう感じているかの記事です。

マイナンバーカードと総務省

 特別定額給付金(10万円)の申請がはじまった時、マイナンバーカード関連の手続きで市役所が混雑しました。「その方が早く給付されるからか?」と思ったが何か違和感を感じていました。

 後日、マイナンバーカードによるオンライン申請は、市役所の住民基本台帳のシステムに連動せず、オンライン申請は、逆に給付手続きに時間がかかることが判明しました。

 マイナンバーカードの取得率が上がらないなか、総務省が「この機会に乗じて」とカードの取得をあおる宣伝をしたのだと思います。

 台風等の災害時もそうだし、今回のコロナもそうですが、住民が困難に接している時、住民と直接接する市町村の職員は、自らの家庭や危険を顧みず、地域住民のために必死に働きます。泉佐野市役所のコロナ対策の担当者は、3か月以上休みがとれていないと聞いています。そんな時に緊急を要しないマイナンバーカードの発行手続きは、市町村の職員にとっては、実際のところ「勘弁してほしい」という思いだったと思います。

 総務省は、現場のことも知らず?考えずに自らの業務効率のことだけを考えマイナンバーカードの取得手続きを宣伝しました。

 そんな、総務省には本当に憤りを感じます。「総務省は信用できない。」市町村の職員の9割超は、この思いで一致していると思います。