誠実な住民意識

世間の出来事について、住民がどう感じているかの記事です。

知らんうちに増税

 毎年、「年金所得者のための初めての税務申告」というテーマで、公民館主催の講座の講師をさせていただいている。所得税はもちろん住民税も絡んでくるので、「私の出番かな」と思い毎年お手伝いしている。毎年、年金をもらい始める人は違うのでご好評をいただいている。

 その講座の準備をしているなかで、令和6年度より住民税の均等割に「森林環境税」という国税が新設されていた。均等割は令和5年度まで「東日本大震災にかかる震災特例」(実際はもっと長い名称です)として1000円が賦課されていた。この特例は令和5年度で終了し、令和6年度から均等割は1000円減額となるはずであった。それが「森林環境税」なるもの1000円が賦課され、令和6年度の均等割は減額されない。

 いったいこの「森林環境税」という国税はいったいいつできたのだろう。調べてみると、平成31年の3月に成立している。5年前。

 

 今年の年末は30日まで仕事をする予定になってしまった。原因はインボイス。この

インボイスの成立時期はご存じだろうか。平成28年の11月。7年前に消費税が

10%に増税された時、軽減税率8%が設定された時だ。どさくさにまぎれてのインボイス成立である。

 5年以上先の話、誰が真剣に審議するのか。自分が死んでるかもしれないのに。これが政府のやり方。したたかだ。

   

水も肥料もなしであぜ地に咲いた花 見習わなければ・・・