誠実な住民意識

世間の出来事について、住民がどう感じているかの記事です。

無償の優しさ

「無償の優しさ」はあるとおもいますか?

自分の子どもを自らの命を引き換えに育てる。

年老いた両親のために全力を尽くす。

困っている人のために、力をかす。

どれも素敵なことだと思います。

 

でもそれは、自分がしたいだけ・・・

お礼をいわれなければ、なんかモヤモヤする・・・

無償の優しさは難しい と思っていました。

 

先日、猫が庭に迷い込んできました。

桜耳をしていてとても人なつこい猫です。

でも私の家には気の弱い柴犬がいます。

普段は、全く吠えないのですが、猫には吠えまくりです。

 

警察と保健所に問い合わせしましたが該当ありません。

友達が猫の保護活動みたいなことをしているので、相談するとジモティーに掲載してくれました。でも、性別・年齢不詳では難しいということ。

そこで、柴犬がお世話になっている動物病院に健康診断に連れていきました。

結果を追加で掲載してもらったところ、その日のうちに引き取り手がみつかりました。

なんと、茨木市から若い夫婦が引き取りにきてくれたのです。

聞くところによると15年以上飼っていた猫が最近亡くなったとのこと。

そしてその猫にそっくりだということでした。

 

雨のなか一人で病院に連れて行ったのですが、じっとしているのは、最初の10秒。

運転しているにもかかわらず、ダッシュボードの上をうろちょろ。

ウインカーをかってにだす。助手席に放り出すと今度は、ワイパーが動きだす。

お世話をしたのは3日ほどだったけど、かわいい猫でした。

飼犬がいなければ、私がひきとったとおもいます。

でも、いい人に引き取られて本当によかった。

 

これって、無償の優しさですかね? 猫はありがとうも言ってくれないし。

それとも、やっぱり自分がしたいだけかな・・・